人気ブログランキング
|
話題のタグを見る
投稿内容
タグ
ブログタイトル
ウェブ全体
フォロー
|
ログイン
|
ブログ開設・作成(無料)
このブログの更新通知を受け取る場合は
ここをクリック
2006年に歩いてきた山々
yamazuki1.exblog.jp
ブログトップ
2006年に歩いてきた山歩きを紹介します
by yama-zuki
プロフィールを見る
画像一覧
カレンダー
<
March 2024
>
S
M
T
W
T
F
S
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
カテゴリ
全体
京都北山
比良山系
鈴鹿山系
百名山
北アルプス
南アルプス
その他
未分類
以前の記事
2006年 12月
フォロー中のブログ
山好き的日々@京都北山
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
1
認知症
2
病気・闘病
3
ライブ・バンド
4
政治・経済
5
不動産
6
時事・ニュース
7
受験・勉強
8
留学
9
ゲーム
10
癌
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
XML
|
ATOM
Powered by
Excite Blog
会社概要
プライバシーポリシー
利用規約
個人情報保護
情報取得について
免責事項
ヘルプ
2006/12/24 アシウスギ巨樹群の井ノ口山・鍋谷山
今日はクリスマス・イブである。しかし、私にはそんなことは関係ない。今日は、今まで行ってみたいと思いながら行けていなかったアシウスギ巨樹群のふる里である井ノ口山に登ってみることにした。
いつものように北大路バス停8:03発の広河原行きの京都バスに乗る。今日は、クリスマス・イブということで乗客も少なく数名である。今冬は暖冬で雪がまだ降っておらず、バスはチェーンを装着することなく、花背峠を越えた。原地中の町バス停で下車し、桂川(大堰川)沿いに200mくらい北に歩くと、左手に橋が見えてくる。橋を渡ると、すぐに林道分岐があり、これを左へ入る(まっすぐに進むと井ノ口山の製材所に行く)。ナベ谷沿いの林道を10分ほど行くと林道終点に着いてしまった。
林道終点から右の谷に入り、少し荒れた谷を進んで行く。谷を詰めて行き、谷幅が狭くなった所で、左の斜面に折り返すように移り、山腹の巻き道を登って行く。細い道であるが、しっかりとした踏み跡があり、ジグザグしながら登って行く。
しばらくすると目の前に、最近造成された斜面が目に飛び込んできた。まるでスキー場のコースのようにも見える。斜面は3段造成され、その斜面の中央に丸太で作った階段がある。一歩一歩踏みしめながら登って行く。最上部に到達すると、そこは広域林道であった。
実はここがナベ谷峠であった。林道から西に少し下がったところにナベ谷峠のプレートが架けてあった。以前はここから北に進むと井ノ口山に至り、南に進むと片波山(湯船山)に着く。以前の情景が知らないが、広域林道が通っているのを見ると、峠の姿は無惨に削られてしまったという印象がした。
今日は、ナベ谷峠を反対側の西に下ることにした。こちらのナベ谷も小さな谷であるが、植林地の中にはっきりとした踏み跡があった。どんどんと下って行くと、伐採地に出合った。ネットが張ってあったので、これを越えて伐採地の中の道を進む。向こうに東谷林道が見えているので、まっすぐに進むと、最後は東谷に突き当たるので、ここに架けられた丸木橋を渡って、東谷林道に出た。
林道を北へ進んで行くと、最初の右に分岐した道に出合った。これを通り過ぎると、次の分岐が現れた。左は鉄製のゲートがあり、左にとって進むと、間もなく右から鉄製の橋がある道が合流してきた。林道をそのまま少し進むと、左手の斜面を登って行く作業道があった。これが台杉群生地への登山口であった。案内標識は何もないのでよく注意しなければならない。作業道はすぐに左に折り返し、山腹に丸太で作った階段状の道を登って行く。
ジグザグ坂を登り切り、尾根に出ると、立派な案内標識が設置してあった。同時にこれから先は民有地であり、無断立入お断りの案内板も立てられていた。設置者は、京都府環境企画課・京北町企画課とされていた。最近は、このあたりの伏条台杉も有名になり、マナーの悪いハイカーも多くなってきているということである。左は行き止まりなので(実は留杉という大杉があるらしい)右手の尾根を進むことにした。
この尾根がアシウスギ巨樹群の点在するところである。次々と現れてきたアシウスギの巨樹は伏条台杉と呼ばれていて、京都市の天然記念物に指定されている。尾根道は、観察路として整備されている。「片波川源流域京都府自然環境保全地域」という標識が立てられている。みそま坂から東尾根に乗り、東尾根広場に着いた。ここには、柵で保護された「平安杉」と名付けられた最も大きな台杉があった。うーん、何とも見事な大杉である。感嘆のあまり、暫し呆然とした。
東尾根広場からは、少し登りとなり、丸木で作った階段を登って行くと、尾根別れというところに着いた。ここから左に下ると、二の峰を回って一の峰に戻ってくる周回道になっている。今回はそのまま直進し、一の峰まで登って行くことにしたが、途中の登りにもたくさんの台杉が点在していた。
やがて一の峰に到着すると、ここにこの地域のアシウスギ巨木群の案内板があった。一の峰からは右に下ると、観察路の入口(終点)に出て、西谷から上ってきている片波林道に下りた。この舗装された林道を北上する。右手は林道工事のために削られ崖になっている。しかし、左手は展望が開け、雲取山、桟敷ヶ岳から城丹国境尾根が続いているのが見える。
片波林道を20分ほどてくてくと歩いていくと、井ノ口山方面からやってきている広域林道に出合った。この分岐を左に行くと、衣懸坂の方に行くことになる。今回は鍋谷山・井ノ口山の方に行きたいので、右に折れたが、この先の林道はまだ工事中であるらしい。鍋谷山への登山道は尾根筋になっているので、林道から左に斜面をよじ登ることにした。これが結構急な斜面で一苦労した。尾根に出ると、踏み跡があった。
この尾根にはシャクナゲがあり、GWの頃に来るとたくさんの花をつけているだろうか。細いながらも、しっかりした踏み跡があるので、尾根伝いに進む。途中で右手から合流してくる尾根があったが、これはさきほどのアシウスギ巨木群生地からやってきているものであろう。現在は、片波林道で分断されてしまっているのだ。尾根には「片波川源流域京都府自然環境保全地域」という標識も立てられている。やがて、左手に工事中の広域林道を見下ろすことができる箇所がある。
尾根道は、いくつかの小さなピークをアップダウンしながら進んでいる。やがて、鍋谷山のピークに着いた。ここには三角点はないが、怪獣の足のような杉の木の根元に標柱が差し込んであり、これに「鍋谷山859m、→井ノ口山10分」と書いてあった。その他にはいくつかのプレートが架けられていて、山頂であることはすぐに分かる。
鍋谷山を過ぎると、心地よい雑木林が続くようになり、やがてこんもりとした広場にような場所に出てくる。ここが井ノ口山のピークであるが、三角点があるピークはここではなく、東に少し下ったところである。テープが導いてくれているので、これに従って下って行くと直ぐに三角点は見つかった。実は、この三角点からさらに少し行ったところにアシウスギ巨木群があるのだが、このことに気づかず、そのまま引き返してしまった。次回には必ず確認することにしよう。
井ノ口山からは、南へ延びる尾根を下って行く。どんどんと下っていくと、途中にも台杉が所々に見られる。ナベ谷峠までは一本道になっているので、どんどん下って行く。しかし、突然道がなくなった。広域林道の工事のため尾根が削り取られているのだ。仕方がないので、林道に下りることにした。
しかし、ここから東方向の展望がよく開けていた。左に桑谷山の双耳峰が見える。真ん中の向こう見えるのは、多分、武奈ヶ岳であろう。右には、峰床山と皆子山が見える。なかなかの景色である。この景色を見ながら、広域林道を進み、ナベ谷峠まで戻り、あとは、原地中の町のバス停まで帰った。
<コースタイム> 曇り
940原地中の町バス停 1005ナベ谷峠1020発 1035片波川東谷出合 1045鉄ゲート 1050台杉群生地取付 1120東尾根広場 1145観察路入口 1205広域林道分岐 1250鍋谷山1310発 1320▲井ノ口山1325発 1415ナベ谷峠 1430中の町バス停
by
yama-zuki
|
2006-12-24 23:40
|
京都北山
<< 2006/12/30 天狗杉・...
2006/12/16 桑谷山・... >>
ファン申請
※ メッセージを入力してください